ボス化とかレッドゾーンとか
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私とジャクチの関係が
超悲惨みたいですが、
基本的には良好です。一応
ジャクチもママ(私)が大好き!
だと、私は勝手に(強引に)信じてます。
夜は一緒に寝せてもらえないけど、
お昼寝はママにベッタリしたいジャクチ
お昼寝はママにベッタリしたいジャクチ
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
さて、犬のトレーニングや飼育本、
又は一部の犬の飼い主には、
犬が「飼い主を噛む」のは
犬がアルファになっているとか、
ボス化している
ことが原因だ
と言われることが多々あります。
私はこの手のアルファ説を
必ずしも頭から否定はしません。
*理由は、またいずれ書きます。
でも、少なくともうちの場合は、
当てはまらないと思ってます。
っていうより、あえて言うならば
逆だろうと思ってます。
ただしジャクチが、いわゆる
「レッドゾーン」の予備軍
にいると感じているのは否めません。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
Dog Actuallyに「レッドゾーン」という興味深い記事があるので
以下、一部引用します。
(略)犬が咬み付く事で相手を追い払う事に一度でも成功すると、犬は自分の攻撃が怖い相手を退けるのに役立ったと、望ましくない学習をしてしまう訳だ。
「咬み付く → 相手がひるむ・逃げる」
これが繰り返されると、犬の中で自分の攻撃には恐怖の対象を追い払う万能性があると、人間にとって望ましくない学習が強化され、相手を咬む行為が日常化してしまう。こうして、レッドゾーンの犬が出来あがって行く。この負の連鎖を断ち切るのは容易な事ではない。 (引用終わり)
計らずとも私は、ジャクチに
噛みつき = 恐怖からの解放
と、学習させてしまいました。
私の責任は重大です。
さらに、生まれてからほんの数週間のうちに
親兄弟や他の犬から引き離され
大切な社会化の時期を単独で過ごした
ジャクチの状況を鑑みると、
(同記事から引用)
(略)しかし親元から子犬を離すのが早すぎると、その経験が奪われ、ソシオパスやレッドゾーンへの第一歩が始まってしまう訳だ。
さらに、子犬が飼い主の元に引き取られた後にも問題は続く。飼い主の不知や不適切な扱いで、社会的接触を断たれた状態で飼われ続けた犬、あるいは社会化の臨界期である生後3カ月の終わりまでに、たくさんの社会的接触を持てなかった犬の多くは、レッドゾーンの前段階のように振る舞うようになってしまう。
さらに、子犬が飼い主の元に引き取られた後にも問題は続く。飼い主の不知や不適切な扱いで、社会的接触を断たれた状態で飼われ続けた犬、あるいは社会化の臨界期である生後3カ月の終わりまでに、たくさんの社会的接触を持てなかった犬の多くは、レッドゾーンの前段階のように振る舞うようになってしまう。
(引用終わり)
まさに、これに近いと思われます。
ジャクチの場合、
自分が恐怖を感じた際に、
噛むことでしか対処できない。
そんな可哀想な状況に
私がしてしまったわけです。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
もちろんコレは
単なる想像に過ぎませんが、
きっとジャクチは私のことを
『ご飯やおやつをくれて、
散歩に連れ出してくれ、
面白い遊びをしてくれ、
優しくしてくれ、
いつも一緒にいてくれる人』
であり、同時に
敵わない相手
だと認識していると思われます。
自分の方が弱いことを知ってると思います。
だからこそ、何か私に関わる
嫌なことに直面した場面では、
その恐怖を自分で止められる
唯一の方法 = 噛みつく
で対処するしかないのかもしれません。
ジャクチにとっては、残念ながら
それがたった一つの
「絶対嫌だ」の
意思表示なんだと思います。
あるいは、
やられる前にやり返せ
なのかもしれません。。。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
今私ができることは、
ジャクチが嫌がることは極力避け、
噛む前の「嫌だ・怖い」のシグナルを
できるだけ即座に察知して
止めてあげる。
そして、
噛まずとも意思表示ができる
ことを解ってもらう。
それしか無いと思ってます。
でも、
そうは言ってもですね、
前触れほとんど無しで
突然キレるため、
常に不発弾を抱えて暮らしてるような
そんな状況です。
で、実際、爆発します。
ドカンと。たまに。
ええ、
キツいですとも。
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