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噛まれた話しばかり続くので

私とジャクチの関係が

超悲惨みたいですが、

基本的には良好です。一応



ジャクチもママ(私)が大好き!

だと、私は勝手に(強引に)信じてます。


IMG_0306
夜は一緒に寝せてもらえないけど、
お昼寝はママにベッタリしたいジャクチ

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆


さて、犬のトレーニングや飼育本、

又は一部の犬の飼い主には、

犬が「飼い主を噛む」のは

犬がアルファになっているとか、

ボス化している

ことが原因だ

と言われることが多々あります。



私はこの手のアルファ説を

必ずしも頭から否定はしません。
*理由は、またいずれ書きます。



でも、少なくともうちの場合は、

当てはまらないと思ってます。

っていうより、あえて言うならば

だろうと思ってます。



ただしジャクチが、いわゆる

「レッドゾーン」の予備軍

にいると感じているのは否めません。


゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆


 Dog Actuallyに「レッドゾーン」という興味深い記事があるので 

以下、一部引用します。

(略)犬が咬み付く事で相手を追い払う事に一度でも成功すると、犬は自分の攻撃が怖い相手を退けるのに役立ったと、望ましくない学習をしてしまう訳だ。
 
「咬み付く → 相手がひるむ・逃げる」
 
これが繰り返されると、犬の中で自分の攻撃には恐怖の対象を追い払う万能性があると、人間にとって望ましくない学習が強化され、相手を咬む行為が日常化してしまう。こうして、レッドゾーンの犬が出来あがって行く。この負の連鎖を断ち切るのは容易な事ではない。 

(引用終わり) 


計らずとも私は、ジャクチに

噛みつき = 恐怖からの解放

と、学習させてしまいました。

私の責任は重大です。



さらに、生まれてからほんの数週間のうちに

親兄弟や他の犬から引き離され

大切な社会化の時期を単独で過ごした

ジャクチの状況を鑑みると、 


(同記事から引用)

(略)しかし親元から子犬を離すのが早すぎると、その経験が奪われ、ソシオパスやレッドゾーンへの第一歩が始まってしまう訳だ。

さらに、子犬が飼い主の元に引き取られた後にも問題は続く。飼い主の不知や不適切な扱いで、社会的接触を断たれた状態で飼われ続けた犬、あるいは社会化の臨界期である生後3カ月の終わりまでに、たくさんの社会的接触を持てなかった犬の多くは、レッドゾーンの前段階のように振る舞うようになってしまう。

そうした犬は、他の犬や人が近づく事に恐怖を感じ、恐怖を払拭するために、咬む振りをするか、いきなり咬もうとするようになる。実際に咬み付く事で相手を追い払う事に成功すれば、次からは警告なし咬むようにすらなる。

(引用終わり)


まさに、これに近いと思われます。



ジャクチの場合、

自分が恐怖を感じた際に、

噛むことでしか対処できない。 

そんな可哀想な状況に

私がしてしまったわけです。


゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆


もちろんコレは

単なる想像に過ぎませんが、

きっとジャクチは私のことを

『ご飯やおやつをくれて、

散歩に連れ出してくれ、

面白い遊びをしてくれ、

優しくしてくれ、

いつも一緒にいてくれる人』

であり、同時に

敵わない相手

だと認識していると思われます。



自分の方が弱いことを知ってると思います。



だからこそ、何か私に関わる

嫌なことに直面した場面では、

その恐怖を自分で止められる

唯一の方法 噛みつく

で対処するしかないのかもしれません。



ジャクチにとっては、残念ながら

それがたった一つの

「絶対嫌だ」

意思表示
なんだと思います。



あるいは、

やられる前にやり返せ

なのかもしれません。。。
 

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆


今私ができることは、

ジャクチが嫌がることは極力避け、

噛む前の「嫌だ・怖い」のシグナルを

できるだけ即座に察知して

止めてあげる。 

そして、

噛まずとも意思表示ができる

ことを解ってもらう。

それしか無いと思ってます。



でも、

そうは言ってもですね、

前触れほとんど無しで

突然キレるため、

常に不発弾を抱えて暮らしてるような

そんな状況です。



で、実際、爆発します。

ドカンと。たまに。



ええ、

キツいですとも。



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