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以前はポジティブトレーニングと称して

散歩中の拾い食いを止めさせる時などに

いつもオヤツを使っていました。



が、非常に興奮しやすいジャクチは

オヤツを使うことで、図らずとも

更に興奮を煽ってしまったようで

攻撃度はちっとも収まりませんでした。



そのためトレーニング自体を止め

今ではオヤツもほとんど使いませんが、

半年程前までは、散歩中に何かを嗅ぎつけて

ソレが届かない(行けない)場所にあった場合、

ジャクチが自主的に諦めた時に限って

ご褒美のオヤツをあげていました。

 

『諦めたらオヤツ』というのを理解して、

何かを諦めるとそそくさと寄って来て

自主的にオスワリするというのが

いつの間にか定着。



ほらね、僕、諦めたよ!(ニコニコ)

そんな感じで私を見上げていました。
(と、私は勝手に理解していました)


゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆


しかし、そのうち段々と

特に何も無い(ように見える)時にも

オヤツを催促することが増えました。 



あれ?今、密かに何かに執着してた?

で、今、何か諦めたわけ???



何を諦めたのか結局分からなくても

あら〜、エラかったねぇ、と

お約束(?)のオヤツをあげる日々。



トレーニングでオヤツを使っていた時は

コチコチに緊張して待っていたのですが、

自主的に諦めた場合は割と穏やかなので

なんとな〜く続けていたんです。


゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆


ところが、そのうち

「何かを諦めた時」のご褒美のはずが、

何にも無いのに、たまに振り向いては

オヤツちょーだいな

というような顔でゆっくりと近づき

単純に催促するようになりました。



まだ暑かった時期だったせいもあり、

口が開いたままそれをやるので 

デヘヘ〜

という顔にしか見えず、ついなんとなく

こちらもニヤけてしまいます。

IMG_1210_2
デヘヘ〜、そろそろ貰おっかなー。

IMG_1212_2
ムフ。オヤツちょーだいなー。

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆


まぁ、口角にキュッと力が入った

ストレス・スマイルではありますが、

体にはそれほど力入ってないので

比較的緊張度は低いのかな?と

希望的に観察しておりました。 



ジャクチの散歩はほとんど狩りなため

基本的に常に緊張状態。ですので逆に

自主的にオヤツを催促するのは

少し緊張が緩んでいる時のようでした。



催促すればすぐにオヤツが貰える。

この安心感が、食べ物に執着するジャクチに

良い効果があるかもなー。

そんな風に思っていたのですが、

そのうち散歩中に何度も頻繁に

催促するようになってしまいました。



そこで、催促された時に

オヤツの代わりに水をあげてみたり

しゃがんで撫でてあげたり、または

時々ドッグフードに変えましたが

ジャクチも負けずに色々な手を使って

美味しいオヤツが出てくるまで催促。

なかなか誤魔化しが効きません。 



う〜ん、このままじゃイケナイ。

どうしたものか。。。


と、しばらく結構悩んでいたのですが

そうこうしているうちに

少しずつ催促の回数も減ってきて、

今ではたま〜に催促する程度。

がと言って、緊張度が高いから

という訳でもなさそうです。 



このまま行けばもっと落ち着くかな。 

気長に付き合って行こうと思います。



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