抹消したい過去(8)最終回:そして撃沈
- カテゴリ:
- 躾け/環境/トレーニング
話しが中途半端になったまま長らくお休みしてすみませんでした。抹消したい過去シリーズ、とりあえずこれで最終回です。
おかわり方式でさらに状況を悪化させ
限界だ、と感じていたものの、
それではどうしたら良いのか
全く分らなくなっていました。
一体全体どうやったらジャクチの
恐怖心を無くすことができるんだろう。
どうしたら噛まなくなるんだろう。
そんな焦りまくる気持ちを抑えつつ
犬の攻撃的態度について調べ直し、
ほとんど藁をもつかむ心境で
各所の問題犬フォーラムを覗いていました。
そしてその時、私は
驚くべき衝撃の事実
を知ることになります。
それは犬の成長過程における
Fear Period(恐怖期)
の存在でした。
その記事によると、生まれてから8〜11週の頃、
子犬は第一恐怖期を迎えるとあります。
そして私を打ちのめすかのように
こう続いていたのです。
この恐怖期に何か怖い体験をしてしまうと、生涯それがトラウマになる可能性がある。
、、、なんてこった(号泣)。
完全撃沈
でした。
そりゃもう、これを見付けた時
自分の頭を叩き割りたかったです。
フード・アグレッションを直そうと
私が毎日必死になっていたのは、
よりによってこの恐怖期に重なっている???
パニックになっていた私は
何度も繰り返し頭の中で計算しなおしていました。
ジャクチをシェルターから引き取ったのは5月の後半。その時の推定月齢が約2ヶ月。食べ物の執着でアレコレやりはじめたのは、確かその数週間後から。で、今は7月の後半。だとすると、、、?*&#!
ジャクチの月齢は推定でしかないし、
恐怖期の時期も個体に寄って差があるらしい。
どちらにしても、
ちょうどその時期かその前後に当たります。
取り返しのつかない事をしてしまった、、、のかも。
でも、どんなに後悔しても、自分を責めても
時間を戻すことはできません。
出来る事はただひとつ。
トラウマになっていないことを祈りつつ、
もう何もしないこと。
以来、おかわり方式はピタっと止め、
とりあえずお座りだけ確認したら
1秒も待たせること無く、
即座に床に置く
方法に切り替えました。
それでもはじめの2週間ほどは
フード・ボウルを置いただけでも
ガルガルッと唸りながら
頭を振って噛み付く勢いでしたが、
余計なことは何もせず
ただただひたすらやっていたら
次第にそれは無くなってきました。
結局、
フード・ボウルへの執着を直すために
私が色々やってしまったのは
ジャクチが月齢約3ヶ月の頃。
記憶が若干曖昧ですが、期間としては
1ヶ月とか1ヶ月半だったと思います。
当時の最悪の状況こそ無くなりましたが、
あれから1年と10ヶ月経った今でも、
ジャクチ(そして私の)心の傷は深く
未だに癒えていません。
実はつい最近、この話しの続きが出来てしまったのですが、それはまた次の機会に。。。
長くなりましたが、
私の心から抹消したい辛い過去
のお話でした。
ま、他にも色々あるんですけど(涙)。
今だから分る、失敗と成功のポイント:
犬の食べ物への執着は直そうとするとさらに悪化する。
餌やり時のマテやアイコンタクトの強制は、ジャクチの恐怖心を煽るだけである。
月齢3ヶ月位は特に、恐怖心を植え付けないよう、細心の注意を払わなければならない。
おかわり方式でさらに状況を悪化させ
限界だ、と感じていたものの、
それではどうしたら良いのか
全く分らなくなっていました。
一体全体どうやったらジャクチの
恐怖心を無くすことができるんだろう。
どうしたら噛まなくなるんだろう。
そんな焦りまくる気持ちを抑えつつ
犬の攻撃的態度について調べ直し、
ほとんど藁をもつかむ心境で
各所の問題犬フォーラムを覗いていました。
そしてその時、私は
驚くべき衝撃の事実
を知ることになります。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
それは犬の成長過程における
Fear Period(恐怖期)
の存在でした。
その記事によると、生まれてから8〜11週の頃、
子犬は第一恐怖期を迎えるとあります。
そして私を打ちのめすかのように
こう続いていたのです。
この恐怖期に何か怖い体験をしてしまうと、生涯それがトラウマになる可能性がある。
、、、なんてこった(号泣)。
完全撃沈
でした。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
そりゃもう、これを見付けた時
自分の頭を叩き割りたかったです。
フード・アグレッションを直そうと
私が毎日必死になっていたのは、
よりによってこの恐怖期に重なっている???
パニックになっていた私は
何度も繰り返し頭の中で計算しなおしていました。
ジャクチをシェルターから引き取ったのは5月の後半。その時の推定月齢が約2ヶ月。食べ物の執着でアレコレやりはじめたのは、確かその数週間後から。で、今は7月の後半。だとすると、、、?*&#!
ジャクチの月齢は推定でしかないし、
恐怖期の時期も個体に寄って差があるらしい。
どちらにしても、
ちょうどその時期かその前後に当たります。
取り返しのつかない事をしてしまった、、、のかも。
でも、どんなに後悔しても、自分を責めても
時間を戻すことはできません。
出来る事はただひとつ。
トラウマになっていないことを祈りつつ、
もう何もしないこと。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
以来、おかわり方式はピタっと止め、
とりあえずお座りだけ確認したら
1秒も待たせること無く、
即座に床に置く
方法に切り替えました。
それでもはじめの2週間ほどは
フード・ボウルを置いただけでも
ガルガルッと唸りながら
頭を振って噛み付く勢いでしたが、
余計なことは何もせず
ただただひたすらやっていたら
次第にそれは無くなってきました。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
結局、
フード・ボウルへの執着を直すために
私が色々やってしまったのは
ジャクチが月齢約3ヶ月の頃。
記憶が若干曖昧ですが、期間としては
1ヶ月とか1ヶ月半だったと思います。
当時の最悪の状況こそ無くなりましたが、
あれから1年と10ヶ月経った今でも、
ジャクチ(そして私の)心の傷は深く
未だに癒えていません。
実はつい最近、この話しの続きが出来てしまったのですが、それはまた次の機会に。。。
長くなりましたが、
私の心から抹消したい辛い過去
のお話でした。
ま、他にも色々あるんですけど(涙)。
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
今だから分る、失敗と成功のポイント:
犬の食べ物への執着は直そうとするとさらに悪化する。
餌やり時のマテやアイコンタクトの強制は、ジャクチの恐怖心を煽るだけである。
月齢3ヶ月位は特に、恐怖心を植え付けないよう、細心の注意を払わなければならない。
<応援ポチっとお願いします>